朝読書「スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉」
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私、かなりのスターバックス好きです。
心溢れる接客に心癒され、そのホスピタリティーにいつも感心します。
※写真のスターバックスプリペイドカード(右)も、そんな私へ友人からの誕生日プレゼントにもらいました。
その大好きなスターバックスの元CEOだったということから、
岩田松雄氏を知り、講演を聞きに行ってからすっかりファンになりました。
ボディーショップ、スターバックスの元CEOでありながら、
まったく偉ぶらない、物腰の柔らかさ、そして、岩田氏の唱えるミッション経営という考えにも非常に感銘を受けました。
※ミッション経営についても書きたいのですが、長くなるのでまた後日。
その岩田氏が、最近、3冊の書籍を出版されたのですが、今読み進めているのは
「スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉」
実在する35歳のスターバックスのパートナに向けた手紙形式で書かれています。
そのパートナーに向け、仕事に対しての問いかけを通じて、仕事への向き合い方などが執筆されています。
特に感銘を受けたのが以下
岩田氏がスターバックスのCEOだったころ、店舗へ行くと緊張したパートナーが自分に対して
過剰に気遣いしてしまうことについて、以下のように書かれています。
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そこで私はよくラウンドテーブル(エリアのパートナーを30人ぐらい集めてフランクに話し合う場)で参加者に向けてこういうお話をしていました。
「野球の守備でサードとピッチャーはどちらが偉いですが。議論しても仕方ないですよね。
ひょっとして私がピッチャーかもしれないけれど、サードがいなければ試合はできません。
ライトがいなくても、ブルペンキャッチャーがいなくても同じことです。
どちらが偉いということではなく、それぞれの役割をこなさなければ試合はできない。
私たちが守っているポジションが違うだけで、お互いに対等な関係なのです。」
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※スターバックスはアルバイトや社員・役職関係なく、すべての従業員を「パートナー」と呼びます。
※「スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉」 P.30より
パートナーを対等な立場として考え、尊重している姿勢が溢れ出ていて、
とても好きな一節です。
私自身も読んでいると、今の一緒に働いてくれているメンバーの真摯な働きぶりへの敬意、
感謝の念を忘れないようにしなければという気持ちになれるんです。
今、特にデール・カーネギーのトレーニングで、マネージメントについて学んでいるため、
今まで以上に、強く感謝、そして同時に今まで辞めていったスタッフさんたちに対する
反省の念も忘れずに持ち続けたいと思います。
ぜひこの書籍を読んで、みなさんにも熱い気持ちを呼び起こしてほしいと思います!